災害

建物の形を知り【地震の揺れの向き】と平行に家具配置を~転倒防止対策のコツ~


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地震が起きる前の対策として、家のなかの タンスや本棚など[家具類の転倒防止対策]があります。

地震が起き、食器棚が倒れ 怪我をしたり 下敷きなどの最悪な状況を免れるのに行う 大事な対策。

ところで、地震が起きると 当然ですが 地面が揺れます。

家の中にいると 震度3以上になれば ほとんどの人は 揺れに気づきます。

万が一[家具類の転倒防止対策]をしてない住居では 大地震がきた場合、家具類はどう倒れるのでしょうか。

家具の設置してある「向き、方向」によっても 転倒の確率は 変わるのでしょうか。





長方形のマンションはどう揺れる?

特にマンションの場合、形がお伝えしやすいので 説明します。

例:マンションを上から見ると、長方形の建物・・・(つまり 正方形ではないです)。

長方形の建物を「辞書」とイメージしてみると、

「辞書」に 力をすこし入れると、バランスをくずし 黄色↓ へ パタンと倒れるのは 理解できます。


(緑の矢印方向へは 倒れにくい)

このように、長方形のマンションでは 各お部屋の “ 窓や ベランダがある向き ” に 倒れやすいのです。

(この法則は一戸建でも同じようです)

東西に立った「長方形のビルやマンション」では、東西に揺れるのではなく“ 南北 ” に 揺れるようです。


(窓がある方向へ 地震の揺れも出やすい)

とはいえ 実際に地震が起きれば、動揺するので どの方向から揺れた~、縦揺れだ~等 落ち着いた判断は なかなかできないもの。。。。

ですが『地震対策』は やらないより やっておいたほうが 明らかに良いです。

それでは「長方形の建てもの」を例として タンス・本棚の向き(方向)は どう 置けばよいのでしょうか。

建物の形を調べて[家具の転倒防止]を

「長方形のビルや マンション」の場合、どのように 家具配置をおこなえば、倒れにくいのか?

先程の↑「辞書」を 思い出してください。

手で揺らせば 不安定な短い幅(長さ)の方向へ 倒れていました。

一般的に「建物」も 地震の振動で 不安定な短い幅の方向に グラリとゆれます。

ということは・・・家具の転倒防止のためには “ 揺れる方向に対して 平行に置く ” 。


(※青色の矢印が「地震の揺れ方向」)

揺れる方向と平行に 家具は置けば[転倒防止対策]と なります。

つまり、画像でいうと「オレンジ色の向き」で 設置すれば大丈夫。

置くと転倒する可能性が高い向きは「緑の印」で 危険です。

揺れる方向に対し家具が平行なら、長い幅の方で踏ん張れるため 家具が 倒れにくくなります。

まずは 自分の住む家全体の形を 知りましょう。

揺れやすい方向を見極めてから、その揺れ方向と同じ平行線上に インテリア家具類は置きましょう。

L字型のビルやマンションは地震に弱い?


ところで「長方形マンション」ではなく「L字形マンションは地震に弱く倒壊しやすい」と聞くことがあります。

すこし 気になったので 調べてみました。

「L字形マンション」は「長方形のマンション」のように シンプルな1つの建物では ないです。

「長方形のマンション」が 2つ別々に建てられており、それが くっついて「L字形」に 見えます。

(実際 見えるだけで くっついてません)

建物がL字ということで、揺れる方向が 2つになります。

ちょうど そのL字型の接続部分(くっついてる箇所)に 大きな揺れが加わり 大打撃をくらう・・・と思われています。

(L字型だと、そのつなぎ目部分に 振動で亀裂が入り、倒壊するとか。。。)

「L字型マンション」は 一つの建物に見えますが、実は 長方形の集合体であり 棟は 別々に建てられています。

その接続部分には『エキスパンションジョイント』が 設けられており 大丈夫と思います。

倒壊防止のための仕組み『エキスパンションジョイント』

「L字型マンション」 別々の棟を しっかり接続してしまうと、地震によるエネルギーがかかり 大規模な破壊をまねきます。。。

それを防止するため、接続箇所は あえて「隙間」を作り 金属製カバーで蓋をしたもの『エキスパンションジョイント』を設けています。

『エキスパンションジョイント』があるお蔭で、マンション主要構造部への被害を 最小限にとどめることが可能です。

「L字型マンション」が 安全に 地震の力を受け止めて揺れるよう 『エキスパンションジョイント』が 設置されています。

建物の倒壊を「防止」するために 設けられた仕組みなので、万が一 その箇所が亀裂、割れたとしても それが安心で正常というわけです。

最優先で「家具を固定する対策」を

何度も書いていますが、地震は 明日起こるか 来週起こるか分かりません。

(今晩に 震災がくるかもしれません。。。)

驚かせるわけではありませんが、やれる時にやれる地震対策は しておきましょう。

また 都会によくあるタワーマンション(高層ビル)では、地震の揺れは 低層階よりも 高層階のほうが大きく揺れます。

(東日本大震災では、首都圏などの高層建物は 長周期地震動により 大きく長く揺れた)

高層階に住むかたは タンスや食器棚などの家具類は 壁や柱、床などに固定してしまえば 室内被害は起こりません。

地震が起きる前に[家具類の転倒防止対策]をすることが 最も効果的な備え となります。

今回は 揺れる方向に対し 家具を どう置くと倒れないか? というお話をしました。

まずは 自分の住む 住居全体の形を 想像してみましょう。

そして、タンス、食器棚、本棚、冷蔵庫、テレビ、サイドボード、レンジ台、スチールラックなどの向き(方向)をチェックしてください。

揺れやすい向きの置き場と思うなら、場所を変えたり、必ず[転倒防止対策]を おこないましょう。

以上「建物の形を知り【地震の揺れの向き】と平行に家具配置を~転倒防止対策のコツ~」 のお話を紹介しました。

( ※ 画像は クリックすれば拡大。 CLOSEを押せば戻ります )





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自然風景を見たり 地元・産直市場で買い物するのが好きです。

2018年に起きた地震や台風に被災してから、日頃の防災準備が どれほど大事かわかりました。
「災害関連」は平時のうちに 調べ記事にしている日々です。
(ゲーム記事は気晴らしです☆)

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