最近 テレビやネットで取りあげられるニュースに【アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故】が多いです。
そんな「踏み間違い事故」の予防に作られた ナンキ工業株さんの【STOPペダル】があります。
Contents
ナンキ工業の【STOPペダル】
はじめに紹介する 安全運転補助装置は ナンキ工業株式会社さんの【STOPペダル】。
【STOP(ストップ)ペダル】・・・どんな装置?
カンタンに説明すると“ 車のアクセルを強く踏んだとき アクセル機能がオフになり 同時にブレーキ機能が働く ” 。
しかも 普通にアクセルを踏んで走行する状態と異なり「いつも以上にアクセルを踏んだ状態」の限界値を超えると「点灯」と「警告音ブザー」が鳴りつづけ 注意喚起してくれるので ドライバーは気づきます。
前進はもちろん バック走行時でも、ブレーキでなく「誤ってアクセル」を踏んでも ブレーキ機能が働き止まります。
(アクセルとブレーキの踏み間違いが発生した際には確実に作動)
例えば 駐車場へ停めようとバックで下がるとき アクセルを勢いよく踏めば「停車」します。
・駐車時に ブレーキと間違え、アクセルを踏み 車ごと店舗へ突っ込んでしまった。
・病院パーキングへ駐車しようとし ブレーキとアクセルを勘違いし走行、、、通行人がいたのに タイヤ止めを超え大惨事になった。
このようなケースもブレーキが働き 防止されるなら、有り難い「安全運転補助装置」です。
高齢者ドライバーの踏み間違い事故背景に、ひねり動作があるようです。
対策として、アクセルベタ踏みでブレーキに変わる「STOPペダル」も予約開始とな。
前も同じような対策ペダル出てたと思うけど、普及しなかったのかな。
今回は補助金が出るようなので、これで事後が減ると良いです。 pic.twitter.com/11IEesQCF7— ハヤ (@hayacars) 2019年6月6日
さて 当然ですが、国土交通省の[車検(自動車検査登録制度)]にも適合しており 一般道路を走ることも可能。
ところが すこし疑問が出てきます。
アクセルを 普通に踏んでの走行中、もし【STOPペダル】が機能して、速度(スピード)を出したいのに、逆にブレーキがかかってしまう。。。
そんなトラブルが出ることは ないのでしょうか??
【STOPペダル】のYouTube動画
上記の疑問・質問は ↓ ユーチューブ動画でも紹介されており、どうやら大丈夫です。
●YouTube動画:「今井レポーターのSTOPペダル踏み間違い事故防止装置」
例にあげれば、高速道路を走行中 合流時には アクセルをふみ 多少スピードを上げる必要もあります。
そんなときは ブレーキ機能は働かず 普通にアクセル機能が働き 走行は可能です。
国産車に取り付け可能【STOP(ストップ)ペダル】
【STOP(ストップ)ペダル】の設定方法は、車にある「ブレーキペダルの上部」に後付けで固定します。
そして、嬉しいことに 国産車のほとんどに 装着可能だそう☆
●YouTube動画:「ニッサンマーチへ【STOPペダル】取付作業動画」
とはいえ【STOPペダルの値段】は 99,800円(税別)。
リーズナブル価格とは言えませんが 乗っているクルマの年式、車種がそれぞれ違うため その都度 ハンドメイドで部品製造を行なう必要があります。
(年に100台あまりしか制作できないよう)
また、岡山県で造られる国産部品のため 割高になります。
しかし、アクセルとブレーキの踏み間違い予防の「安全運転補助装置」ですから、交通事故を起こしてしまってから、、、命が助かれば、、、と思えば 個人的には購入する価値のある商品と思います。
そんな【STOPペダルの取り付け】は、各県の提携整備工場で取りつけ設置を勧められています。
(近所に 提携整備工場が無くとも、場合により 認証整備工場でも可)
ちなみに、99,800円(税別)は【STOPペダル本体】の値段。
別途 車両への取り付け工賃料金は、20,000円~30,000円くらいです。
毎日60件以上【STOPペダル】への問い合わせ電話
【STOPペダル】トータル料金は 12~3万円ほど。
その金額にかかわらず 令和元年ゴールデンウィーク明けから、ナンキ工業(埼玉県川口市)さんへは 問い合わせ電話が60件以上あるそうです。
(ナンキ工業株式会社のグーグルマップ)
(住所:埼玉県川口市弥平3-1-8)
ゴールデンウイーク前は 1カ月で4,5件だった問いあわせ。
今は、ナンキ工業には 販売会社と合わせ、日に60件以上の電話が入るようです。
●会社名:ナンキ工業株式会社
・電話:048-223-6420
・FAX:048-224-1771
・メール:nanki373@gmail.com
高齢者による相次ぐ『ペダル(ブレーキとアクセル)の踏み間違いによる事故』が 理由のひとつであるのは確かでしょう。
ナゼ?「踏み間違い事故」が起こる理由
最近【アクセルとブレーキの踏み間違い事故】が頻繁に報道され社会問題ともなっています。
実は、今に始まったことではなく2013年(平成25年)では「ペダル踏み間違い」に 起因する事故は年間6500件にせまるほど。
(交通事故分析センターによる)
これは、運転が「オートマチック車」が多く アクセルは右側、ブレーキペダルが左側に並び配置され 交互に踏む動作から「ペダルの踏み間違い」は 年令問わず 誰でも起こり得るのも理由のひとつです。
【アクセルとブレーキの踏み間違い事故】は、車が道路で走行中に起こることは少なく「車の発進時」や また「サービスエリア」「店舗の駐車場」といった道路以外の割合が高くなっています。
さらに 高齢者では「後退時」に事故をおこす割合も多い。
このような【ペダルの踏み間違い事故】には “ 慌ててしまう・パニックする ” という心理要因が主になります。
ほかにも、その車に乗り慣れていない場合もあります。
「自分はブレーキを踏んだのだが、急発進して事故につながってしまった。。。」
上記のように、正しいアクセル・ブレーキ動作を行わないことで 想定外の車の動き(急発進など)にパニックし アクセルを踏んでいる間違った動作をしていても 動揺して気づかずに 事故につながってしまいます。
また、高齢者(お年寄り)のケースでは “ 車をバック(後進)するときの体のひねり ” により、ブレーキペダルに乗った右足が 知らずとアクセルペダルに乗ってしまい 急な後退にもなるよう。
自分が行なう動作と、車が行なう動作に予期せぬズレが生じれば どの年代でも「焦りやパニック」することになりますので、落ち着いて対処できるかというと 難しいところです。。。
【ペダルの踏み間違い事故】の予防方法
予想外に発生する【ペダルの踏み間違い事故】を すべて防止する対策は なかなかムズカシイ。
しかし、やはり 運転初心者はもちろん、ベテランドライバーも誰でも【ペダルの踏み間違い事故】は起きる!という謙虚な姿勢も大事と思います。
発進・後退の際にも 慣れた近所のパーキングでは 気持ちも緩み うっかりミスも出がち。
運転前に、アクセル・ブレーキペダルの位置を 再度確認したり、十分に気をつけましょう。
そして、車の買い替えには「衝突被害軽減ブレーキ」と呼ぶ 機能システムが搭載された車両を購入に検討するのも良いでしょう。
車の購入がない場合でも 今回紹介した ナンキ工業株式会社の【STOPペダル】を後付けし うっかりミスを抑止するための補助装置を設置するのもおすすめです。
(※ 絶対的な防止装置ではありませんが)
●自家用車に 取り付けが可能.
●停車する前「障害物」がなくても止まれる.
●無料体験試乗会が「ナンキ工業株式会社」で行なっているので、購入前に体感が可。
(問い合わせ電話:048-223-6420)
【アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故】は、高齢者だけでなく どなたでも起きる可能性のある事故。
ドライブするとき、また ちょっと買い物へ出かけるときでも 運転を気楽に考えず 十分注意して走行しましょう。
(※ 安全運転補助装置は ほかにも オートバックス「ペダルの見張り番」や ナルセ機材「ワンペダル」などもあります、ご参考にしてください☆)
以上「ペダル踏み間違いの交通事故防止に~ナンキ工業さんの【STOPペダル】値段や機能紹介~」の話を紹介しました。
( ※ 画像は クリックすれば拡大。 CLOSEを押せば戻ります )
ー自動車(くるま) 関連記事 ー
◆冬の季節【車のA/Cスイッチ(エアコン)】はオンにしなくてよい!~冷房と除湿専用です~
◆関空に隣接のりんくうタウン駐車場【NPC24Hりんくうタウンパーキング】料金や駐車可能日数などの詳細
◆ゲリラ豪雨など冠水した道路に車が水没したら?~「緊急脱出用ハンマー」の使用方法と脱出方法~
◆飛び石で【車フロントガラスにできた傷(ひび)】は放置できません!補修ではなくガラス交換になったけど車両保険が役立った!
◆超カンタン!車にauxケーブル(ステレオミニプラグ)を接続し音楽や唄を聴く方法~ジョーシンで購入のケーブルです~
◆待ち時間なくオイル交換がスムーズにできる!オートバックスの簡単ネット予約方法や流れ・順序
この記事へのコメントはありません。