深海魚の【サケガシラ】は、別名『地震魚』とも 日本では呼ばれています。
実は 2019年2月16日(土曜)鳥取県大山町/海岸でサケガシラ(フリソデウオ科)が打ち上げられていました。
大地震の前兆に ↓ 様々な生き物の 不思議行動が見られる話でも登場の魚【サケガシラ】。
『地震魚』という名前なので【サケガシラ】が釣れれば地震が起きる!というのは 迷信だと思いますが。。。σ(^_^;)
とはいえ、ナゼ 別名『地震魚』と呼ばれるのか気になります。
別名も気になるけど【サケガシラ】って、漢字表記すると[酒頭]?[鮭頭](。´・ω・)?
また、どんな見た目の魚で【サケガシラ】の主な生息地は?など調べてみました☆
『地震魚』は昔からの言い伝え…
【サケガシラ】は もともと深海魚なので 海の浅瀬で捕獲できる魚ではありません。
しかし ときどき 海岸で捕獲される【サケガシラ】。
(ツイッター画像より引用ですが、目玉がギョロリ~!)
見て見て~O(≧∇≦)O
この間10月9日に、牛深の魚貫崎海水浴場に「サケガシラ」という珍しい魚があがったんですよ~♪
大きさは、183cmもあったそうです💦大きいO(≧∇≦)O
牛深って、やっぱり不思議なところだ~O(≧∇≦)O pic.twitter.com/F5CICME2i5
— あかねちゃん@ハイヤのふるさと 天草牛深 (@fairyakane0818) 2018年10月16日
普段では 獲られない深海魚【サケガシラ】が打ち上げられたら やはり不思議で奇妙。。。
そんなところから、昔から地元の漁師さんたちは “ 地震がおきる前後にサケガシラは見つかる ” との言い伝えになったようです。
偶然の一致なのか 過去には地震が起きるまえ 海岸の浜辺に【サケガシラ】が打ち上げられた!?という事例もあります。
-10匹以上のサケガシラ!!-
2004年(平成16年)6月 福岡県の沿岸・・・10匹以上の【サケガシラ】が相次いで発見。
翌2005年(平成17年))3月20日午前10時53分に発生 福岡県西方沖地震(M7.0)の前兆だった!?と言われました。
しかし とはいえ 福岡県西方沖地震までに1年近くあいているため その予兆ではなく「2004年9月5日東海道沖で起きたM7.4地震」の前兆だった可能性もあると言われています。
大量の【サケガシラ】が相次いで捕獲されたニュースは 現在ありませんが “ 捕獲されたら大地震がくる! ” などというのは、本当に迷信であってほしい (*v.v)。
ところで【サケガシラの外見】をツイッターで紹介しましたが、ユニークなお顔☆
同じ深海魚である[リュウグウノツカイ]と、すこし似ているような気もしますが・・・
【サケガシラ】という名前の由来と関係しているのでしょうか。
【サケガシラ】は『鮭頭』または『裂頭』か?
深海魚【サケガシラ】の名前由来は はっきりしていませんが、呼ばれる由来候補を紹介します (^-^)/
まず【サケガシラ】の頭を見ると 頭上部に陥没したようにも見える溝があるようです。
そんな形が 裂けたように見えるため『裂頭(さけがしら)』と言われるとか。。。
(すこし怖いですね。。。)
あるいは 川を上っていく(遡上する)「鮭(さけ)」の様子と 海中で立ち泳ぎする【サケガシラ】が重なり『鮭頭』という呼び名という由来もあります。
#深夜に深海魚 15-1【サケガシラ】
地震が起こると全国の砂浜に打ち上げられていたことから地震を予知する魚と呼ばれています。
深海魚が打ち上げられると何かしらの予兆か…?
と噂になるのはサケガシラから来たのかも。
謎が多い深海魚…そんな能力も本当にあるのかも…?https://t.co/0aH3Fo9VLm pic.twitter.com/eENGnJRCzM— 遠藤くらげ (@fox_cat_endo) 2018年2月8日
さらに もっと恐ろしいのは 戦争で頭部を切られ割られ 亡くなった武士(兵)にも見えるところから『割け頭』など。。。
【サケガシラ】の顔面は 確かに目も大きく ギョロっとして かつ口元もどこなのかハッキリしません。
そんなミステリーな顔立ちですが 現在ではナゼ【サケガシラ】と言うのか?その名前の由来は定かではないようです (><;)
【サケガシラ】の生息地と食べ物
ところで【サケガシラ】の生息地は?
また なにを食べているのか?
【サケガシラ】は、北海道太平洋岸~高知県沖、沖縄県沖、日本海全域に分布し生息。
やや深海の 中層域200メートル~500メートルほどに住むと言われるが、詳細は謎だそう。。。
(まれに 沿岸の定置網で捕獲されます)
【サケガシラ】は動物性プランクトンや 浮遊性甲殻類(カイアシ類)を食べると推測されます。
(小魚やイカを食べるとも☆)
そして体型は 深海魚のリュウグウノツカイにも似た「タチウオ(太刀魚)体型」。
身体の色合いは銀白色。
太刀魚のように細長く、側偏し、口は大きく突出し可愛いとは・・・。
頭部分はボリュームがありデカイが、体の後方に向かうにつれ スーッと細くなる。
大きさ(サイズ)は半端なくデカく 体長1.8メートル前後になります。
日本で捕獲された 最新情報【サケガシラ】!
日本では 2019年2月16日(土曜)鳥取県大山町の海岸で 深海魚サケガシラ(フリソデウオ科)とみられる魚が打ち上げられていました。
この【サケガシラ】は全長159センチで、散歩中の町民が発見☆
“ 珍しい魚だ。持ち買って刺し身にしたら食べれるかも ”
と発見者は考えましたが 普通の魚と異なり【サケガシラの身体】は、プヨプヨして水分が多い。
さらに 調理しても美味しくなく「食用には不向き」だそう。。。。
「煮付け」にしたり「ムニエル」や「刺し身」で食べてもマズイとか。
まぁ 様々な情報がありますが、おいしい!という意見もあるので 実際 食べてみないとわからないですね。。。(^ω^A
(とはいえ サバやアジのように スーパーで販売するほど捕れないので残念)
魚は『環境の異常』に対し とても敏感
むかしから『地震魚』とも呼ばれる【サケガシラ】ですが、そもそも総合的に「魚(フィッシュ)」というのは 『環境の異常』に対し とても敏感だそう。
たとえば、日本では昔から 地震といえば[ナマズ(鯰)]を思い出すこともあります。
[ナマズ(鯰)]がおかしな行動をとれば 地震が起こる というのは まんざらでもないそうな!?
というのは、海の中、海底で断層や岩盤が動くことにより「電気的・科学的反応」が起きます。
その電気的変化(普段と異なる)を 「魚(フィッシュ)たち」は感知するのです。
しかし【サケガシラ】=『地震魚』と呼ばれるからと、地震の前触れ?と不安な気持ちばかり持たなくてもよいと思います。
不安になるなら まずは平時のうちに「備蓄や備え」をしておきましょう。
最後に【サケガシラ】が海岸に打ち上げられると、気味悪く感じますが 名前の由来の一つに “ 秋に見れば 鮭を招く縁起良い深海魚 ” とも 言われる見方もあるそうです (^ε^)♪
以上「地震魚とも呼ばれる深海魚【サケガシラ】~2019年2月にも鳥取県の海岸で発見~」 のお話を紹介しました。
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