災害

河川氾濫の前に【避難の方法】~浸水被害に遭う前にすることや避難所への持ち物~


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台風やゲリラ豪雨などの大雨により、河川の堤防が決壊し 氾濫してしまう。。。

まさか 近所にある川や池が氾濫し 住宅が浸水してしまう「洪水被害」が発生するとは 誰もが思いません。

しかし、想定以上の雨量であれば 瞬く間に 川の水はあふれ非常事態。

そんな氾濫した時点で、外へ出て避難するのも難しい。。。

(避難どころか 逆に危険な場合もあるから)

災害時において その時、その場の判断と行動は 非常に大切。

河川の氾濫(水害)に遭う前に「命を守る最大限の行動」とは どう選択すればよいのか?

また、日頃の平時より「浸水被害」に遭わないため 防災はなにをすれば良いのか?





日頃より居住地からの避難行動を確認

まずは 自分の住む居住地は 川があるのか、ため池があるのか、山があるのか?わかると思います。

台風や地震など 自然災害の発生時、河川や山があることで どんな被害がでるか 日頃から 災害リスクを認識(イメージ)しておく必要があります。

人には[正常バイアス]という “ 自分は災害に遭わないという思い込み ” が働きます。

[正常バイアス]により、避難行動のタイミングが遅れることのないよう 被害の想定を考えて行動しましょう。

(ひなんした結果 被災せずに済み「ラッキーだった」という気持ちが重要です)

また、台風が近づいてくる場合 テレビやネット動画により 避難情報を集めます。

現代では、ツイッターやフェイスブック等(SNS)を通じて 災害情報をリアルに知ることが可能☆

さらに、自分が住んでいる 市役所や町役場のtwitter(ツイッター)などの SNSをフォローし登録しておくのも役立ちます。

(大阪・堺市 広報課twitterより)

地域の河川から水が溢れたとき 危ない場所なのかの判断は「各自治体の防災地図」があります。

緊急で氾濫したばあい、どの程度 浸水する可能性があるか?平時のうちに調べておきましょう。

市町村長が発令する「避難勧告」とは

自宅にテレビやラジオやスマホ(ネット)がない場合、現在出ている 災害情報がわからないこともあります。

そんなとき、有り難いのが「市町村長の発令する避難勧告」。

市町村防災行政無線や 携帯電話などに緊急速報メール 広報車、消防団による広報などで伝達されます。

この避難勧告は、最近は実際 よく耳にすることがあります。

例えば、以下のような勧告です。

こちらは○○市です

■ ○○地区に洪水に関する警戒レベル3 避難準備・高齢者等避難開始を発令しました。

■ ○○川が氾濫するおそれのある水位に 近づいています。

■ お年寄りの方など避難に時間のかかる方は避難を開始してください。

■ それ以外の方も 避難の準備を整え、気象情報に注意して 危険だと思ったら早めに避
難ください。

■ 特に川沿いにお住まいの方(急激に水位が上昇する等、早めの避難が必要となる地区が
ある場合に言及)は、避難ください。

■ 避難場所への避難が困難な場合は、近くの安全な場所に避難ください。

「市町村長の発令する避難勧告」は、すこし早めに発令している感じがしますよね。

窓から外を見ても 大したことない状況なのになぁ。。。と思いがち。

じつは、居住者等の避難に必要な時間を考慮して「避難勧告」は出されます。

災害が発生していない道路や 外を避難するのとは異なります。

急に風が強くなり、看板や物が飛んでくることもあります。

また雨量がひどく 前方が見えづらく スムーズに避難できないこともあります。

平時とは、まったく違う状況である ことを念頭におき 避難行動をするのが良いです。

反対に「市町村長の避難勧告」が出てないから避難しなくて良いわ~☆ と 思わないでください。

「避難勧告」は、一定地域(市内の町など)のまとまった範囲に対し発令されます。

しかし、各個人の家の地形、住宅構造や お年寄りや幼児がいる など 家族構成は異なります。

つまり「市町村長の避難勧告」は、各家庭 各個人の違いも把握し 発令されてはいません。

ですから、自分の家のすぐ横に 河川がある場合、また溜池があるのなら 近くにそれらが無い家族よりも「自らの命は自らが守る」という意識を大きく持ち 自発的に避難するべきです。

なにはともあれ『台風は通過したけど 命は守れた!』が 何よりです。

“ 早めに避難しすぎたのか、ほとんど被害もなかったのに・・・何か恥ずかしい ” などと 決して思わないでください。

自分や家族を守るため 迅速に逃げて安全だったという事は 勇気のいることで 素晴らしいです。

反対に 自然の威力を軽く考え 避難しないで 結局 災害に遭うというのは避けたいものです。





警戒レベル5での「避難」は危険!

洪水、土砂災害、高潮の各防災気象情報に「警戒レベル相当情報」が設定されています。

「避難勧告等に関するガイドライン」を 2019年3月内閣府は改訂。

避難勧告等の情報を「5段階の警戒レベル」に分けて 提供することになりました。

洪水(氾濫)を例にして「警戒レベル」を詳しく見ていきます。

●警戒レベル1  水防団待機水位

●警戒レベル2(〇〇川 氾濫注意情報)
氾濫注意水位(レベル2水位)に到達、さらに水位上昇が見込まれた時。

氾濫注意水位(レベル2水位)に到達した時

●警戒レベル3(〇〇川 氾濫警戒情報)
避難判断水位(レベル3水位)に到達した時、あるいは水位予測に基づき氾濫危険水位(レベル4水位)に達すると見込まれた時。

避難判断水位(レベル3水位)に到達した時。

●警戒レベル4(〇〇川 氾濫危険情報)
氾濫危険水位(レベル4水位)に到達した時。

●警戒レベル5(〇〇川 氾濫発生情報)
氾濫が発生した時。

数字が大きくなるにつれ 警戒レベルは高くなります。

レベル1・レベル2の段階では 気象庁が発表する注意報等にあたります。

住民が 避難行動の確認等を行う段階。

レベル3~レベル5は 市町村が発令する「避難勧告」をレベル分けします。

レベル3は 高齢者や 体の不自由な方が避難を開始する段階。

レベル4は 全ての人が避難をする段階に なります。

レベル5は 既に災害が発生している段階なので、避難し始めるには 困難となります。

つまりレベル5の段階でなく「レベル4」で 避難(逃げる)行動が大切です。

とはいえ、台風などの多い災害国の日本では「避難勧告」に慣れてしまいがち。

「警戒レベル3,4」が発令されても すべてが 災害に結びつくとは言い切れず 避難したのは疲れて無駄だった!?という「空振り感」もあります。

それなら「警戒レベル3,4」で逃げるのは 無駄なのか? 心配性なのか?

いいえ。先ほども書きましたが「警戒レベル5」が発令後 避難していては 逃げ遅れる懸念もあります。

「レベル3や4」で 避難したお陰で 何事もなく 安全で良かった☆と考えてください。

(もし、次に台風が来たときも侮らず 同じように 早めに避難しましょう)

避難する前にしておく「自宅のいろいろ」

最新の災害(洪水)情報を確認しつつ、いよいよ「避難」となったとき、留守にする住居は どのような事に注意すれば良いでしょうか。

ー避難所へ行く前にする「家のこと」ー

●空き巣泥棒の侵入や、火災の延焼を防止のため「家の鍵しめ・戸締まり」!

●通電火災を防ぐため 住居内の電気ブレーカーを切る。

●ガスや水道の元栓を閉める

●もし 探しに人が訪問した場合を考え「全員無事です」とメモ書きを貼っておく。

●駐車場が地下 半地下の場合 クルマを高台へ移動しておく。

●時間に余裕があれば、電化製品やタンスの中身を 家の2階など 高い位置に移します。





避難所へ持っていく持ち物・食料

台風や豪雨など災害時 家で過ごすのに危険となれば 小中学校や公民館など 避難所へ避難します。

(避難所の場所は 各自治体のハザードマップなどに記載)

それでは、避難所には 何を持っていけば良いのでしょうか?

ー避難所へ移動する際 必要なもの(グッズ)ー

●携帯電話充電器(予備バッテリー)や乾電池

●手回し充電式などの「ラジオ」

●ビニール袋(ポリ袋)

●ウェットティッシュ

●常備薬や持病薬と応急衣料品(絆創膏やケガ用の包帯)

●ペットボトル飲料水

●非常食(ビスケットやチョコレート)

●トイレットペーパー・ティッシュペーパー

歯磨きや 洗顔セット、ドライシャンプー、おしりふきなど衛生用品

●ナプキンなど生理用品

●コンタクトレンズやメガネ・入れ歯

●下着と着替え・靴下

●雨具(カッパや長靴)

●現金(小銭含む)
※公衆電話用に10円玉、100円玉

●車や家の予備鍵

●銀行の口座番号・生命保険契約番号など
(通帳のコピーなど。メモを作成しておくと便利)

●健康保険証

●身分証明書(運転免許証、パスポートなど)

●印鑑

●母子健康手帳

●防災手帳(緊急連絡先、集合場所記載)

●年金手帳

●筆記用具

●家族の写真(はぐれた時の確認用)

●緊急時の家族、親戚、知人の連絡先

●広域避難地図(ポケット地図でも可)

基本的な備品ですが、やはり揃える物が多いと感じます。

また、家族構成(赤ちゃんや高齢者がいる家庭など)によって 必需品は異なりますので、緊急時にすぐ持ち出せるように、普段から用意しておきましょう。

まとめ:河川氾濫での避難行動

河川氾濫「避難勧告等の対象区域」で、浸水の恐れがある階に住む方は、近所の避難所や浸水のおそれがない階への避難が必要になります。

各自治体からの「防災(ハザード)マップ」で確認し 日頃から「災害時は自分で命を守る」意識を大きく持ちましょう。

避難の際は「車」は使用しないでください。

災害時では 救急車・消防車など緊急自動車が多く活動しています。

時間の余裕を見て 徒歩で避難しますが、一人ではなく ご近所のかたなど団体で。

(※ 道路の空いている 山間部など 歩きが困難な地区では 車で避難したほうが確実な場合も。状況に応じて判断。)

また、台風が接近する時間帯が「夜」の場合、豪雨や強風の中で避難は非常に危険。

暗い夜道なうえ、風雨により 音が聞こえにくいです。

道路も安全とは言えず、土砂降りのせいで「道路が崩れている」こともあります。

子供やお年寄りを連れて 家族で避難するばあい、景色が見える昼間や夕方に避難しましょう。

(激しい雨のせいで 指定緊急避難場所へ避難が不可能のばあい、河川から離れた小高い場所へ移動するが、それも危険な場合 屋内の高いところや場合によっては屋上への移動ください)

そして、よくある話ですが 自分が住む周辺の降雨がひどくないからと 外に出て河川敷の様子を見物へ行ったり、橋を撮影しに行ったりなど 絶対にやめましょう。

避難勧告が出されたものの「避難行動」を実際に行うことは 精神的にも簡単にはできません。

しかし避難勧告が発令されても「自宅にとどまる」ことを選び 多くの方々が亡くなることも過去にはありました。

災害には 自分は被災しない、まさか遭わないだろう と楽観視せず 常日頃より 主体的に防災意識を持っていただければ幸いです。

●NHK各地域災害情報

2019年(令和元年)に発生した台風19号(ハギビス)。

9月12日、13日にかけ 東京都、埼玉県、神奈川県、静岡県、山梨県、群馬県、長野県、茨城県、栃木県、新潟県、福島県、宮城県、岩手県の13都県で大雨特別警報が発表。

多摩川をはじめとする複数の河川で氾濫が発生。

猛烈な雨の影響で 長野県の千曲川等 21河川のうち24箇所の堤防が決壊 住宅地などを飲み込む 大規模な洪水被害となりました。

(長野市は水が完全に引くまで 少なくとも2週間程度はかかるという見通し)

また 堤防からの「越水」が確認されたのは、国や15都県が管理する河川。
管理が重複する河川も合わせて 延べ142河川。

土砂被害も出ており 2019年10月14日現在では 31人死亡 15人行方不明 186人けがをされています。

亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに 被災された皆様には 謹んでお見舞い申し上げます。

( ※ 画像は クリックすれば拡大。 CLOSEを押せば戻ります )





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自然風景を見たり 地元・産直市場で買い物するのが好きです。

2018年に起きた地震や台風に被災してから、日頃の防災準備が どれほど大事かわかりました。
「災害関連」は平時のうちに 調べ記事にしている日々です。
(ゲーム記事は気晴らしです☆)

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