非常に猛烈な雨風で 恐怖を感じた「平成30年台風第21号」。
四国・近畿地方に9月4日上陸し 台風21号は 猛威をふるいました。
関西圏(大阪)でも、台風被害は甚大でした。
大阪府・堺市北区マンションの屋根一部が、強風にあおられ はがれて落下するという災害も。。。
また、大阪・泉南市(せんなんし)では、烈風のため「道路の電柱9本」が次々と倒れました。
台風は 大雨が降り続くのも恐ろしいですが、外出中なら 激しい暴風でも 身の危険を感じます。
戸建て住宅においては、屋根瓦が風で飛んでしまい「雨漏り」被害やアンテナの故障。
マンションの場合【ガラスが割れた】という「台風21号被害」が 一番多かったそうです。
今後 猛烈な台風が通過するとき マンションの【ガラス被害】の 様々な防止方法体験も含め 紹介します。
平時のうちに[ガラス飛散防止フィルム]を貼る
台風の予報が出たら 住んでいるマンションに シャッターがあれば、閉めましょう。
しかし シャッター設置のない集合住宅もあります。
そんなとき、台風から どうやって窓ガラスを守れば良いのか?
予算があれば[ガラス飛散フィルム(シート)]を 普段 平時のうちに購入して貼りましょう。
コーナンやカインズホームなどのホームセンターに売ってます。
また アマゾンやヨドバシ等のインターネットからも買うことができます。
『ニトムズ ガラス飛散防止シート広幅 96×180』をチェック。
(割れたガラスが飛び散ることを防ぎます。)
気をつけることは、フィルムの購入サイズを間違えないこと。
(フィルムは 縦×横 それぞれの窓サイズより 3~5cm程度大きめに切る)
また 貼るにも カッターナイフやメジャー、ヘラ、定規などの道具や、床の養生、ガラス清掃等 張る準備も ある程度必要となります。
(1人で施工するより 2人で協力するほうが、貼りやすいです)
しかし[ガラス飛散防止シート(保護フィルム)]の購入予定が無いばあい、厚めのシートなどを窓に貼り 代用するのも良いと思います。
台風が来る前 窓ガラスに「養生シート」を貼った
[ガラス飛散を防ぐ保護フィルム]を貼るのが間に合わないなら、別のもので代用しても良いと思われます。
(※窓ガラスに貼らないより、貼ったほうが安全という感じですが。)
写真は、住宅の建設・リフォームなどで使う『エコフルガード』。
2018年台風24号が来る前に、マンション・ベランダの窓ガラスに貼って「台風対策」。
「エコフルガード」表面は、防水性エンボスシートで滑りにくく、頑丈。
さらに 汚れにくいという長所もあります。
パタンパタンと、折りたためるので持ち運び・取扱いが簡単です。
ただし、お値段がリーズナブルとは言えません。
ちょうど、建築関係の知り合いに 頂いた『中古のエコフルガード』で、ガラスに施工しました。
普通の紙のガムテープでは、暴風雨で剥がれてしまうかも、、、と心配し『布テープ』でしっかり貼り付け。
『ニチバン 布テープ 50mm×25m巻』をチェック。
貼ったお蔭で、台風24号の通過時点 暴風の物音も さほど酷くなかったです。
(台風21号よりも 若干 弱い台風だったかも)
でも『エコフルガード』などという、建築関係の材料などは 手に入らないよ。。。
そんな場合、窓を守るため 段ボールを貼るのもおすすめです。
窓ガラスに「粘着テープ」を貼る
窓ガラス対策なしで もし割れてしまったときは 大変な被害です。
割れた窓ガラスは ケガをしそうで危ない、また 雨風は部屋に入ってきます。
部屋に置いてある家具類、テレビ、書類、様々な生活用品が 風雨で濡れたり 故障したり。。。。
そうならないためも、ともかく「強風対策」です。
不要の段ボール箱を “ 一枚板状 ” にして、ガラスに貼るのも有効です。
画像は、以前 フジテレビ「めざましテレビ」で放映していたものですが、段ボール箱を “ 一枚の板状 ” にして貼っている様子。
段ボールなどの厚紙が無いならば、窓ガラスに 養生テープや布製のガムテープを貼るだけでも、大きな被害も免れそうですね。
※紙製のガムテープは、ガラスやアルミサッシ部分に[シール跡]が残りがちなため、布テープの方が 後ではがしやすいのでお勧めです。
段ボールもない、粘着テープも無い、、、そんな場合、カーテンだけでも閉め、窓には近づかないようにしましょう!
ガラスは暴風で飛んできた「飛散物」で割れる!
そもそも 台風による 窓ガラス割れの被害は[風(かぜ)や風圧]で割れるのではありません。
風速の強い風により、飛んできた物が マンションなど 窓ガラスにぶつかり破損するのです。
ですので、ベランダにある 植木鉢やプランターは 部屋内に入れたり、洗濯の物干し竿は下ろして片付けましょう。
台風時は 小石や木の枝、看板などが、どこからともなく飛んでくる場合も多いにあります。
ですから、やはり 窓ガラスは 事前に[ガラス飛散防止シート(保護フィルム)]を貼ったり、段ボール紙やガムテープで補強・防止するのが【窓ガラス割れ防止対策】となります。
台風が通過しているときは、外を確認するなど外出は禁止、家で待機するのが大切です。
台風の風速は、侮れません。
台風シーズンでは、テレビの天気予報、ネット情報など こまめにチェックして 早めの対策に心がけましょう。
(※ 万が一 ガラスが割れた場合は、地元のガラス修理屋さんなどプロのガラス屋に依頼しましょう。)
以上「【マンション窓ガラス割れ】の台風対策には「飛散フィルム」や「段ボール」「ガムテープ」を使い予防策をする方法」を のお話を紹介しました。
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