大きな地震は突然おこるため、どこで震災を受けるかは分かりません。
通勤・通学の電車内かもしれません。
また、車の運転中かもしれません。
地震が起きるのが 夜の時間帯 ベッドで就寝中のこともあるでしょう。。。
自宅で震災を受ければ 部屋には タンスや本棚、テレビボード、食器棚などがあるので、地震の揺れによって「タンスが倒れる」こともあり得ます。
タンスや家具の下敷きによりケガをしたり 最悪 命を失うこともあります。
地震による非常事態は いつ起きるかわかりませんが “ 備えあれば憂いなし ” と昔から言うように できる備えや準備はしておきましょう。
(大地震のとき 最低限の飲み水はどのくらい?という話も ↓ よければご覧くださいね)
「タンスが倒れる」予防としては 【タンスに突っ張り(伸縮)棒を設置】という方法があります。
詳しくみていきましょう。
Contents
耐震突っ張り棒をすれば気持ちも安心
普段のタンスや本棚は 何もしなければガタガタ動くことはありません。
大人の男性の力なら ある程度「ヨイショ〜」と揺らそうと試みれば、家具は揺れることもあります。
ところが、地震は下から激しく振動するものです。
震度が大きければ、簡単に転倒する可能性は 十分あります。
そこで、市販のホームセンターやインターネットなどで購入できる【突っ張り棒を家具に設置】しておけば 防災対策となり安心です。
●ホームセンターで販売:突っぱり耐震ポール2本入りの詳細
・ねじ・くぎ不要の突っぱり固定式
・取り付け簡単
・家具を強力サポート
・耐圧は約200キロ
・ジャッキの力で強力に圧着固定
・大判すべり止めがしっかりサポート(使用方法も ちゃんと記載あります)
最近では[熊本地震][大阪北部地震]の影響で、ホームセンター内にも「災害対策コーナー」などが設置されており、見本などもディスプレイされ 分かりやすいです (^-^)
耐震効果は 実際 大地震が起きてみないと不明ですが、伸縮ぼうの固定後の安心感は あります。
万が一 本棚がある寝室で寝ていても、耐震ポールで固定された本棚ならば やはり気持ちは安心です。
ところで【地震対策突っ張り棒】の良い点は ネジや釘なども 使わないところ。
また ドライバー等 道具も必要なく取付けでき、しかも 大人でしたら男女関係なく組み立てられます。
とはいえ「説明書」をしっかり読みながら固定しましょう。
スムーズに付けられると良いのですが「説明書」を適当に読むと 時折 固定に手こずります。。。
私も 高校生の息子と取りつけたのですが、説明書を真剣に読まず 取付けがうまくできず 汗をかきました (;^ω^A
くれぐれも、よく「説明書」を理解してから 正しく取り付けましょう。
家具転倒防止突っ張り棒(伸縮棒)の商品紹介
改めて【家具転倒防止突っ張り棒】とは、どんな使用方法で、どのように倒れるのを防いでくれるのでしょうか?
また、ネットではアマゾンや楽天などでも売っていますので、チェックしてみてください。
(※ 伸縮するポールの長さもまちまちなので、家の家具に合った長さを選びましょう)
『アイリスオーヤマ 防災グッズ 家具転倒防止伸縮棒 M 高さ40-60cm ホワイト 』をチェック。
【家具転倒防止伸縮棒】については、ざっと このような商品説明があります。
●【家具転倒防止伸縮棒】について
・家具転倒を防ぎ、万一の地震時に 被害を最小限にする防災用品
・家具と天井の間に突っ張りながら 家具を固定する・ドライバーなど 工具が不要、簡単に取り付け可能で 強力に圧着固定
・耐圧約150kg、200キロなど 商品により様々
・転倒防止伸縮棒の上下には「大型キャップ」で支え タンス等を固定
・タンス、本棚、食器棚、キャビネット、冷蔵庫など 家庭の背の高い家具の転倒防止に大活躍
ところで【家具転倒防止の伸縮棒】のほかにも「L字金具」で固定する地震対策方法もあります。
「L字金具」を付けて転倒防止を
【家具転倒防止伸縮棒】を取り付ける他に「L字金具」で固定する転倒防止法もあります。
「L字金具」は 一番強度が高いのでおすすめなのですが、部屋の壁に “ ビスで穴 ” を 開けることになります。
そういうことから、賃貸住宅に住んでいる方には 向かない対策となります。
賃貸物件で部屋の壁穴はダメ?
持ち家でなく、賃貸マンションやアパートが住居のばあい、引っ越すとき(退去時)には『原状回復の義務付け』があります。
画鋲など小さな穴のケースでは、修繕費用はかかりませんが、釘やネジ穴などの 大きな穴の場合、修繕費用が発生します。
(※物件によっては、退去時に借り主が穴を埋めてくれたらオーケー!という場合も あるようです)
とはいえ、何年も住んでいれば 自然と家屋も劣化し 多少の汚れもついてきます。
全く「マンションへ入居する前の部屋状態」に戻して返す必要はなく、また 住居期間が長ければ長いほど 修繕費の負担割合は減るようです。
賃貸でなく 持ち家なので 壁に穴を開けてもオーケー!という方なら、ぜひ 防犯対策として「L字金具」で固定してみてください o(^▽^)o
(※石膏ボードの壁では、ビスが効かない可能性が高いですので 取り付ける壁の素材を確認ください。)
地震の揺れ(震度の程度)のレベルで部屋はどうなる?
震度6~7レベルの地震を 体験したことがある方は少ないと思います。
ですが、大地震は日本全国 どこで起きるかわかりません。。。
(南海トラフ巨大地震も 懸念されています)
そもそも 震度というのは、どういう測り方?
揺れの状況は??
国土交通省の気象庁がまとめた「震度について」を参考に紹介します。
まず 震度というものは「計測震度計」によって自動的に観測し「地震速報」などが流れます。
●震度には “ 震度階級 ” がある
「震度0」
「震度1」
「震度2」
「震度3」
「震度4」
「震度5弱」
「震度5強」
「震度6弱」
「震度6強」
「震度7」の 10階級となります。(震度0ゼロも、あるのですね。。。)
震度と揺れの状況も参考にしてください。
「震度0」=人はゆれを感じない。
「震度1」=屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。
「震度2」=屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。
「震度3」=屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。
「震度4」=ほとんどの人が驚く、電灯などのつり下げものは大きく揺れる、座りの悪い置物が倒れることがある。
「震度5弱」=大半の人が恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。棚にある食器類や本が落ちることがある。固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。
「震度5強」=物につかまらないと歩くことが難しい。棚にある食器類や本で落ちるものが多くなる、固定していない家具が倒れることがある、補強されていないブロック塀が崩れることがある。
「震度6弱」=立っていることが困難になる。固定していない家具の大半が移動し倒れることもある。ドアが開かなくなることがある。壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。耐震性の低い木造建物は、瓦が落下したり建物が傾いたりすることがある、倒れるものもある。
「震度6強」=はわないと動くことができない。飛ばされることもある。固定していない家具のほとんどが移動し倒れるものが多くなる。耐震性の低い木造建物は傾くものや、倒れるものが多くなる。大きな地割れが生じたり、大規模な地すべり山体の崩壊が発生することがある。
「震度7」=耐震性の低い木造建物は傾くものや、倒れるものがさらに多くなる。耐震性の高い木造建物でもまれに傾くことがある。耐震性の低い鉄筋コンクリート造の建物では、倒れるものがさらに多くなる。
震度と揺れの状況を確認すると、やはり転倒防止対策は『行わないよりも 行なったほうが良い』のは 明らか。
タンスや本棚などの家具類の転倒防止グッズは 今では多くの商品が 販売しています。
商品の種類にも 値段が高いもの、リーズナブルなものと 色々ありますから 上手く組み合わせたりして 家具の転倒防止対策をすれば、効果は 高いでしょう。
例:L型金具が不可能ならば 「突っぱり棒」と「家具底面にマット式ストッパー商品」の ダブル防止策を☆
『ニトムズ 家具転倒防止安定板 ふんばる君』をチェック。
(2つの転倒防止商品で固定すれば かなり安心です)
↓ テレビの 転倒防止グッズもあります。
『テレビと家具転倒防止ベルト』をチェック。
今後 大きな地震が来る確率は 高いです。
家具固定ができてなく 下敷きとなった場合 たとえ数時間後に救助されても・・・重症や 亡くなってしまう[クラッシュ症候群]という 怖い病気もあります。
[クラッシュ症候群]については 後日 書きたいとおもいますが、やれるところから「地震災害防止対策」は やっていきましょう。
以上「地震災害による【家具の転倒防止】には突っ張り棒やL字金具を使い対策しよう」を のお話を紹介しました。
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