以前から気になっていた【緊急時の携帯トイレ・処理袋セット】。
地震など災害時には 家の水が出なくなる(断水)こともあります。
今は普通にトイレを使ってますが、そういう緊急事態は やはり突然にくるもの。。。
毎日の生活必需品・・・食料や衣服、日用品などの買い物は怠らないのですが、緊急対策用の準備は 後回しになりがち。
大きな地震にも遭った経験がないため、防災グッズもどれを揃えれば良いのかイマイチなのですが、旭電機化成株式会社の【緊急時の携帯トイレ80回分 ¥4,670】を購入し 試しに使ったお話です。
Contents
購入した「緊急時のトイレ80回分」
熊本地震や大きな地震等の災害では、水道、電気、ガスなどのライフラインが絶たれます。
「熊本地震」が起きたとき 水道は1週間ほど改善がありませんでした。
飲み水も大事ですが、下水道も大事。
水洗トイレの水が流れないのを考えると やはり大きな問題です。
普段は「トイレのレバーをひねる」・・・水が流れて完了!
ですが、断水のときは 水が流れません。。。。
そこで、水が流れずとも 普段使用している家のトイレに[処理袋]を設置して 用を足すことができるのが【緊急時のトイレ80回分】という災害対策品。
こちらは、ヨドバシドットコム(yodobashi.com)で買いました。
では、中身を開けて紹介します。
「緊急時のトイレ80回分」の中身
取っ手がついており、バッグのような箱。
蓋(フタ)を開封すると、シンプルな「緊急時のトイレ80回分」の中身でした。
●「緊急時のトイレ80回分」の中身
・緊急時のトイレ凝固剤(400グラム)が2個
・凝固剤で使うスプーン 1本
・黒いビニール処理袋(45リットル) 80枚金額 ¥4,670(税込み)
細かい説明書は入っておらず、箱の絵に「使用方法」が書いてあります。
我が家のトイレで、どんな感じで設置されるのか ご覧ください。
(購入前の参考にしてくださいね)
我が家のトイレへ設置「緊急時トイレ処理袋」
処理袋は 大きな黒のビニール袋(45リットル)で、ゴミ袋のような印象。
トイレを一度使うたびに この処理袋(黒ビニール袋)をセッティングします。
トイレの便座をあげて、便器へ処理袋をいれます。
便座を再び戻したら、これで設置完了で 断水中で水が流れずともトイレ利用ができる☆
(不衛生が気になるかたは、袋を二重にすると安心ですね)
トイレ使用後「凝固剤」をかける
トイレ利用後、汚物のはいった処理袋へ「凝固剤」をふりかけます。
説明では、尿一回分(約400cc)に対して、付属スプーン1杯の凝固剤を入れます。
ちなみに 正常な排尿(成人の場合)では、1回の排尿量は200~400mL。
1日の排尿回数は 5~7回ほどだそう。
ゼリー状に固まれば廃棄
我が家のマンショントイレで、どんな具合か 使ってみました。
本物の尿では すこしリアルですので、子供に借りた “ 水彩絵具の水 ” を 尿として実験します。
緑色の絵の具水400ccが 処理袋へ入ってます。
この処理袋に、凝固剤をスプーンで投入。
ゼリー状に固まる時間は、速い!30秒もかからないほどでした!
固まったら、処理袋の口をしっかり結びまして、廃棄となります。
(※ 廃棄方法は、各自治体の指示に従ってくださいね)
以上が【緊急時携帯トイレ・処理袋】の使用方法でした。
使い方、利用法は案外とカンタンでしたが、実際 災害時でも日常時でも トイレの回数は同じ。
よ~く考えると トイレって ホント頻繁に使い 大切だとわかります。。。
今回の【緊急時の携帯トイレ80回分 ¥4,670】で、家族4人(子供2人)なら 何日使用可能でしょうか?
【緊急時の携帯トイレ】は多めに備えること
断水日数にもよりますが、例えば4人家族が【緊急時の携帯トイレ80回分】を使うと、何日間のトイレ処理ができるのか?
すこし 計算してみました。
計算方法は 大人の場合、1回の尿量は400cc。
子供は その半分の尿量として200ccとします。
1日にトイレへ5回利用するとして・・・。
●一日で使う【緊急時携帯トイレ】の数
・大人が1人につき 5回(400cc)使用✕2人=10回分使用
・小人が1人につき 5回(200cc)使用✕2人=5回分使用トータル=4人家族では1日に【緊急時携帯トイレ・処理袋】を15回分使用。
買った【緊急時の携帯トイレ・処理袋セット】は80回分です。
おおよそ、このペースで毎日使うと トイレ5日目で75回分使用することに。
『災害時・緊急時』でも 体調の良いとき、悪いときがあります。
トイレ使用回数が計算どおりにはならないので、これは難しいところ。。。
水道やガス、電気などのライフラインが いつ復旧するのか分らないので、やはり多めに準備(対策)しといたほうが良い対策です。
(※ 【緊急時携帯トイレ80回分】=2箱は保管するのが良いのかも。。。)
『緊急時のトイレ約40回分 (凝固剤のみで袋無し)』をチェック。
『非常用 簡易トイレ 凝固剤 蓄便袋付き 50回分』をチェック。
ライフラインの復旧には、想像以上に長い時間がかかります。
飲料水や食料、携帯電話の充電器など、手近なものから準備を進めましょう。
2018年6月18日(月曜)の朝に起きた『大阪地震』。
【大阪地震】大阪府北部で震度6弱 救助17件、火災3件、壁崩落や「水道管が破裂した」の通報もhttps://t.co/Yvr6ZouFfm
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2018年6月18日
大阪府北部を震源とする、最大震度6弱の地震でした。
ツイッターでも多くの画像や 動画投稿がされており、以下Twitterでは「大阪・寝屋川市で水道管破裂」。
500RT:【大阪地震】寝屋川で水道管破裂「道路も周りの家も水浸し」https://t.co/4P9mIbRzXQ
27歳男性によると、大きな揺れを感じた後、外に出ると水道管が破裂し電柱より高いところまで水が吹き上がっていたという。 pic.twitter.com/STeeRDn3HO
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年6月18日
大阪府が震源の地震で “ 震度6弱 ” を記録したのは、1923年以降の記録が残っているなかでは 初めてのようです。
大震災を想定するならば、下水道だけでなく「1週間分の飲料水」も必要。
大人(成人)ですと、1日3リットルの飲料水を確保しておくと良いそうです。
※ 水のない時の代替品は「ウェットティッシュ等」で体をふくのも、とりあえずの応急方法。
地震や天災が起きない毎日を願いたいですが、こればかりは どうなるかわかりません。
なにも起こらないと 災害対策の準備は 後回しにしがちですが、できるだけ用意しておきましょう!
以上「地震や災害時には凝固剤を使用する【緊急時・携帯トイレセット】を使いトイレ対策!」を のお話を紹介しました。
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