猛暑、酷暑の夏の日本。。。
赤ちゃんから子供、大人まで とにかく注意したいのが「熱中症」です。
一昔まえでは、夏休み 学校のクラブ活動も平気で運動していましたが、最近では異常な暑さのため 活動時間を短くする学校もちらほら見受けられます。
しかし「熱中症」は 夏の炎天下のもとで起こる症状でもなく、家の中でも起きます。
また、驚くことに クーラーエアコンを効かせた『クルマの中』でも「脱水症状(熱中症)」になります。
(冷房も涼しいのに、ナゼ~?と思ってしまった。。)
そんな『車内で起こる隠れ熱中症』について調べてみました。
渋滞中の車内は『隠れ熱中症』に注意
真夏の『車内で起こる隠れ熱中症』になりやすい環境が、高速道路などで渋滞にはまっているとき。。。(><;)
たとえば、近所のスーパーやコンビニに買い物するため車で出かけても、店舗へ着けば 車から降り 買い物をします。
つまり、長時間ドライブとはなりません。
しかし、夏休みやお盆休みなどで 実家へ帰省する際 道路が混んでおり なかなかサービスエリア休憩ができないこともあります。
渋滞中でも クーラーをかけて車内にいるのですが、ナゼ熱中症になりやすいのか?
それは、様々な要素がからんで『車内の熱中症』になるようです。
エアコンが効いて快適に感じる車内ですが、人はクルマの中でも 実は汗をかいてます。
しかし、エアコンの涼しさのせいで 汗が蒸発しているため、不快に思いづらいのです。
(肌がサラサラ~に感じます)
また ドライバーは、運転操作はもちろん 渋滞中の事故にも注意を払うため 自分の身体のことは後回しがち。
(運転に集中して、事故防止に努めますもんね p(^-^)q)
ですが、ドライブ中も発汗しています。。。
知らずに汗をかいているのですが、クーラーのお陰で、あまり喉も渇きません。
加えて 渋滞中では サービスエリアのトイレへ寄れないので 飲み物を控えがちになってしまいます。
こうして 汗をかくのに「水分補給」をしないので、脱水状態に近づいてしまうのです。
クルマでは水分補給をこまめに
私自身もそうですが、国道など すぐトイレへ寄れるコンビニやお店、ガソリンスタンドがあれば「水分補給」は どんどん行ないます(笑)。
ところが、高速道路では つい飲み物は控えてしまいます。
「水分摂取」をしない理由には・・・やはり トイレへすぐ行けないから。
ですが『車内の隠れ熱中症』になるほうが恐ろしい。。。
できるだけ水分をとるよう癖を付けましょう。
特にオススメな飲みものが[麦茶](・∀・)/
麦茶はノンカフェイン(カフェインゼロ)で、利尿作用が少ないのです。
またミネラル(ナトリウム、カリウム)も含むため、熱中症予防に効果があります。
(スポーツ飲料や経口補水液も良いです)
しかし、どうしてもトイレが心配なかたは 携帯の簡易トイレセットを車内に備蓄しておくと安心。
私は携帯トイレセットは まだ使用経験ナシですが、常にクルマに載せてあるので いざという時のため 自分も家族も安心感があります。
渋滞中車内と飛行機内の共通点
道路での渋滞中の車内と、飛行機内では「似たような環境」という共通点があります。
飛行機にフライト中 注意したいのが『エコノミークラス症候群』。
そんな『エコノミークラス症候群』になる、というより「似たような環境」が車内にできるということです。
治療よりも予防をと言われる『エコノミークラス症候群』。
麦茶やポカリなど 水分補給するのは 予防の一つでもあります。
ですから、道路渋滞中の車内では クーラーを付けて喉が渇かなくとも「1~2時間ごと 水分摂取(100~200ml)」をしましょう。
車内での『隠れ熱中症や脱水症』サイン
運転手は ドライブに集中しているので『車内の隠れ熱中症(脱水状態)』気づきにくいです。
しかし、身体からは 何かしらサインが出ています。
そこで『隠れ熱中症や脱水症』の前兆やサインを紹介します。
●涼しい車内なのに「ベタベタする肌ざわり」
●身体がしんどい、倦怠感
(※ ↑ 脱水状態の分類でいう初期(Ⅰ度)の怖さ)
●フラ~っとする
●口内の「舌が白濁」または「ツバ(唾)が出ない」
(唾液などの水分も失くなってくるので 舌も乾くのです)
●手足の指先が冷たい
(脱水になると血流が悪くなり 体温が下がりはじめるから)
このような、からだでの 変わった様子が出始めたら スポーツドリンクや経口補水液を飲みましょう!
高速道路のサービスエリアに タイミング良く入れたら 必ず休憩時間をとります。
(ドライブ時間は、およそ1~2時間にして、その間に 15分以上休みをいれる位)
また サービスエリアでは、車中換気するため 窓をあけ、空気を入れ替えましょう (/ ^^)/
(窓開放のまま、トイレやレストランへ行ったらダメですよ 笑)
そして、トイレへ行ったり お土産コーナーへ立ち寄ったり、歩くことも大切。
もし、サービスエリアに木陰でベンチがあれば 自然の風に当たり過ごしても 気持ち良いですね (^-^)ノ
ところが『車内で起こる隠れ脱水(熱中症)』をあなどって、そのまま休みもせず、お茶も飲まず 運転すれば・・・
体調は悪くなり、重度の脱水症状を起こす確率が高くなります。
そこから、熱中症へ移行していきます。
とても恐ろしいのは “ 運転中でも 突然 意識不明になる ”
そんな怖い状態もあるようです。。。
体の状態は勿論 意識が飛んで運転とは 想像しただけでも、どれほど危険なことか わかります。
後になっては取り返しがつかない事態にならない為「こまめな給水」「休憩する」のが非常に大事です。
●スポーツドリンクや経口補水液
●ノンカフェインの麦茶(利尿作用のあるカフェイン飲料はダメ)
●携帯トイレ
●手鏡(舌、ベロの状態を確認)
真夏に1人でドライブしているとき、また家族や友達とドライブ中でも お互いに気をつけ 渋滞時でも楽しいドライブになるようにしましょう p(^-^)q
とくに小さい子供さんは 自分の体調など わからないと思います。
また 高齢者のかたも 気づきにくようですので、注意してあげましょう。
以上「渋滞中の車内でおこる【隠れ熱中症(脱水)】は水分補給して注意しよう」の話を紹介しました。
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