地震や大雨・台風などの自然災害により「停電」「断水」が起きると、またたく間に日常生活に支障をきたします。
そのような非常事態では 日用品の【アルミホイル】が 普段と違う使い方でも 役立ちます。
昔からある【アルミホイル】ですが、使い方といえば 子供の頃 母が遠足で作った「オニギリ」を包んでいたのが【アルミホイル】でした (^~^)
また、よく知られているのは「鮭のホイル焼き」や魚や野菜など煮物をするときに「落としぶた代わり」に使う方法。
と、このような感じで ほかにも【アルミホイルの使いかた】があるのでしょうが、わたし 頭に浮かびません (+_+)
しかし 日常でもいろいろな【アルミホイル】利用方法があり、また災害後の避難生活でも「防災グッズ」に入れておけば とても役立つことが判明しました。
【非常時に役立つアルミホイル利用方法】を調べたので紹介します。
Contents
【アルミホイル】食器の上に敷いて活用
「断水」になると、当然ですが 水は出ません。
(普段 水道の蛇口をひねると、水の出ることが 本当に有り難いと感じます。)
飲み水は、備蓄している「ペットボトル(ミネラルウォーター)」があれば まず安心です。
しかし、レトルトカレーや袋のインスタントラーメンをたべるとき、どんぶりや皿などの食器が必要。
普段であれば、食べ終えた皿などの食器は、台所のシンクで洗えばOK。
しかし水道の復旧がされてないときは、水がないので困ります。
もし キレイな水が確保されていても貴重なので できれば洗い物用の水は 少なく済ませたい。
そんな時【アルミホイル(アルミ箔)】を利用します p(^-^)q
食べるまえに 皿やお茶碗、スプーンに【アルミホイル】をあらかじめ くるんでおけば、洗い物をする手間が省けます。
使った【アルミホイル】は、そのまま丸めてゴミとして捨てられます。
(ラップも同様に使用できます☆)
皿や食器の形に作り『アルミ食器』でも活用
自宅で避難生活をしているばあい、皿などの食器はあります。
しかし、食器が無いばあい【アルミホイル】自体を立体的につくり『アルミ食器』が作れます。
作るときのコツは、そのまま頭でイメージし適当に作るのでなく[型]に合わせれば作りやすいです。
例えば・・・缶詰に【アルミホイル】を巻いて形成し『アルミ食器』を作ります。
形が整ったら、缶詰から【アルミホイル】を抜けば『アルミ食器』の出来上がりです。
ほかにも、半分に切った牛乳やジュース紙パックを[型]に使えば『アルミ食器』が作れます。
【アルミ箔(ホイル)】は ラップと比較すると厚みがあり、そこそこ頑丈。
ですので、即席の『アルミ食器』ができ 食器がない時には役立ちます★
調理時フライパンの上に敷けば汚れない
普段は、フライパンを そのまま調理に使い その後に洗います。
しかし、水が貴重なばあい 洗い物を最低限で済ませたいので フライパンにも【アルミホイル】を利用します。
焼き物をしたいとき フライパンの上に【アルミホイル】を敷いて料理をします。
また、野菜や卵、ウインナーを入れた『アルミ食器』を フライパンの上にのせれば フライパンを汚さず 色々な食材が加熱可能です。
(食器や調理器具のフタやカバーの代用にも♪)
食器と同様 フライパンも手元に無いときは【アルミ箔(ホイル)】を重ねて使えば “ フライパンの代用品 ” にもなり重宝します。
ラップと同じで キッチンツールでは勿論☆【アルミホイル】は 様々なシチュエーションで非常に汎用性が高いですね!
冬場の災害「冷えを防ぐ」アルミホイル
料理や『アルミ食器』だけでなく、意外なシーンで【アルミ箔(ホイル)】は活躍します。
見た目では 銀色で冷たい~感触もある【アルミ箔(ホイル)】。
しかし【アルミ箔(ホイル)】は 輻射熱(ふくしゃねつ)効果のおかげで「保温効果」があります。
冬場に起きた災害時では「防寒グッズの一つ」にもなりますが、どんな使用方法があるのか?紹介します。
例えば・・・災害後に「電気が止まる=停電」となったばあい、エアコンやヒーターなど暖房器具類は使えません。
そんなとき、足元が冷えるため『靴下を二重履き』にしますが、もっと温かくなる方法が【アルミホイル】を利用すること。
まずは、普通に靴下をはきます。
その履いた足先に【アルミニウム箔(ホイル)】を巻き付けます。
そして、2足目の靴下を重ねばきして完了 p(^-^)q
こんなカンタンな方法ですが、足先の末端の冷えを防止します
商品としても[アルミシート]は売っていますので、非常用セットに備蓄するのもお勧めです。
(アルミシート保温力は繊維毛布5、6倍の保温力で 体温保持率は80%程ともいわれるスゴイ機能性!)
平時では浮かばない使い方のアイディアですが、災害時にはあると 非常に便利なストック品と言えます。
さらに単体の【アルミホイル】は、かなり優れもの★
災害時の避難生活で利用するだけでなく、日常においても 便利な使用方法があります。
「排水口のぬめり取り」や「ゴボウの皮むき」に
非常事態時に【アルミホイル】を使う紹介をしましたが、もちろん 日常生活でも色々な使い方ができます。
遠足の「オニギリ」を包み、持ち帰った【アルミホイル】は捨てずに軽く丸めると、なんと『簡易タワシ』に早変わり★
キッチン・コンロ周辺の焦げつき掃除にも利用できます。
また『シンク排水口のヌメリ取り・防止』にも効果があるのは よく聞く話 (^ε^)♪
【アルミホイル】をクシャっと丸めて、排水口へ入れておけば 嫌なぬめりが除去できますし、普段から入れておけばヌメリ防止にも。
ほかにも、ゴボウや山芋の皮をむくとき、くしゃくしゃにした【アルミホイル】を利用し『ピーラー』にもなるo(^^o)
(ショウガにもお勧め)
ハサミや包丁など 切れ味が悪いとき【アルミホイル】で切れば『砥石(といし)』となり 再び切れやすい刃物に生まれ変わります。
さて、これは面白い情報なのですが【アルミホイル】をある部分に巻くと『風邪が治る』のだそう。
そんなこと あるの~!?と不思議に思いますが、どこに巻くのでしょう。
アルミホイルを巻くと『風邪が治る!?』
【アルミホイル】を足元にまくと『風邪症状』が緩和するそうです。
う~ん。。。これは本当なのしょうでか??
とはいえ【アルミホイル】には抗炎症作用成分があるようで、それが効いて『風邪症状緩和』に効果があるみたいです。
【アルミホイル】を素足に巻いて1時間待ちます。
その後【アルミホイル】を外して2時間待ちます。
そして再び【アルミホイル】を素足に巻いて1時間待ちます。
このような方法で、すこし面倒ではありますが ツライ風邪がこれで治るのなら嬉しいですね。
(個人差はありますが、風邪症状は数日で回復するようです。。。すぐには治らないのですね。。。(;^ω^A )
【アルミニウム箔(ホイル)】は、日常で食べ物を包むだけでなく、非常事態(災害時)でも頼りになる存在。
値段もリーズナブルで、消費期限もほとんど無いので 3,4個【アルミホイル】防災グッズとして備蓄するのも どうでしょうか o(^^o)
以上「災害時に役立つ!【アルミホイル(アルミ箔)】の利用方法~即席食器にもなります~」の話を紹介しました。
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